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笹幸恵
2021.8.8 12:19日々の出来事

新体操の激闘!!

昨日は新体操の個人総合の決勝
むあぁぁぁ、息が詰まるほどの激闘だった!

私が新体操をかじっていたウン十年前は、
もっと優美に「魅せる」ことが中心だったように
記憶しているけど、今は技の難易度が上がって、
次から次へと技を入れないと高得点が取れない。
技の終わりが、次の技の始まり。
どこかで失敗したら、
そのあと全ての演技が崩れてしまうという
かなりハイリスクな競技になっている。
はっきり言って、カメラワークが追い付いていない。
キャッチするところでカメラが切り替わったりするから、
肝心なところが見えない。
で、すべてを見逃すまいと思うから、まばたきを忘れ、
ドライアイが悪化。

新体操個人は、今、ロシアのアベリナ姉妹が強い。
双子だからそっくり(私も双子で新体操をやっていたから
親近感がわくな~)。
けど、昨日、決勝でその実力を発揮したのは
イスラエルのアシュラム選手。
素人目から見ても、じつに完璧な美しさだった!
もう文句なし!
銀と銅を取ってほしいぞ、と思っていたアベリナ姉妹、
最後のリボンの演技で、アベリア姉のリボンに
結び目ができてしまい得点に結びつかず・・・・
最後の最後で、メダル争いから脱落。
その後のアベリア妹の演技は鬼気迫るものがあった。

よりにもよって決勝でリボンに結び目ができる、
こういうことが起こるんだなあ。。。
悲喜こもごものドラマが生まれる。

ああああ、新体操やりたい!
年齢なんて、関係なし!
ヘルニアやったけど、関係なし!
わたしにリボンをくれ~~~ッ。
回してみせるぞ。
わたしにボールをくれ~~~ッ。
転がしてみせるぞ。
(クラブは苦手なのでいらない)

と、一夜あけても興奮がおさまらないのでした。

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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